Winning is habitual

Team SHIDO カレーなる積み重ねの記録

宇都宮ロードレース

第1回 JBCF 宇都宮ロードレース E3 1組目

6.4×3=19.2km

 

1日目のクリテリウムは都合が合わず今年から新設された2日目のロードレースから今年の実業団レースの開幕となりました。ローラーでのインターバル走をこのブログでも度々報告していたことからわかるように、当初はクリテリウムの準備をメインに練習してきました。ロードのコースレイアウトも理解していなく、最大斜度16%の鶴カントリークラブ(鶴CC)の激坂を登るのも前日に知ったぐらいでした…(笑)まぁ、これは完全に自分が悪いんですが。でも、登りフィニッシュでもあるのでなかなか自分に合っているのかな?と思っていました。以下レースレポートです。

 

出走は15:05から。朝7:30頃の到着からは8:30頃に1週試走をしてコースを確認。KOMである鶴CCの坂では2分ほど斜度10%以上が続き、ジャパンカップのコースでもある森林公園を逆周するようなレイアウト。なかなかにタフのレースになりそう。

 

試走後はE2,E1.Fのレースを観戦し、14時から一回だけ心拍をガッツリ上げてアップ。アップ後、14:20分スタート受付の検車に行くと既に長蛇の列が。いや、この時間で…マジか…!と思いながら並ぶ。スタート40分前で結局最後尾(笑) 仕方ないかと気持ちを切り替えスタートの合図を待つ。

 

15:05定刻通りスタート。一気に右ラインから上がっていく。勝負所の鶴CCまではほぼ平坦なのでそこまでにある程度前までポジションを移す。登りが始まると集団から6名ほどが飛び出していく展開。僕もここに動きを合わせたかったが、前方が失速しラインを塞がれてしまい、数秒遅れる。先ほどの6名が1週目のKOMをクリアしてから8秒遅れてメイン集団の先頭として通過。KOM後はすぐに下り、アップダウンが続く。ここで集団を捕まえたく何名かで追走したかったものの、後ろを振り返ると5秒ほどメイン集団とも離れている。宙ぶらりな状態。1秒考え、集団で回して追いついたほうが脚を消耗しなくて済むと考え、後ろを待つことに。結果、ここが勝負の分かれ目で、脚を使ってでも1人でブリッジするのが正解だったのですが、この時はわかりませんでした。合流したメイン集団のローテションは全く回らず前方の6人とは15秒差に。何名かで声を掛けましたが20名ほどの小集団はまとまらず。追いつけないまま2週目の登りに突入。

 

先頭集団は1コーナー先に見えてる状態。この時考えていたのは

「1. 飛び出して、呼応した脚がある少数名と回して先頭集団を捕まえる」

「2. メイン集団でステイ」

の2択でした。先ほど、後ろを待つという言わば消極的な選択をしてしまったのでここは脚を使ってでも積極的な走りをしようと思い立ち、1.を選択。2回も消極的な選択をしたらダメな気がしたので。すると、近くで先頭と20秒差の声がする。これ以上はヤバイと思い、斜度がキツくなる残り300mからダンシングで掛けていくことに。山頂を1週目と同様メイン集団のトップで通過し、そのまま下りも飛ばし追走開始。前がギリギリ見えてきた。これなら追いつけるか?と考え、後ろを振り返るも、後ろはまだ来ていなかった。1週目と全く同じ宙ぶらりな状況になってしまったようだ。1人で行くしかなくなるが脚も結構使っていて正直キツイ。しばらく単独で前を追ってみるものも、追いつくまでにメイン集団に吸収されてしまう。ただ、集団のペースはここでは上がっていたように感じた。集団活性化の要因にはなれたかもしれないが、前へ追いつくために脚を使ってしまったわけで、かなり苦しくなっていたのも事実。うまくいかない。結局2回の宙ぶらり状態でそれぞれ違った決断をしたものの、両方が上手くいなかったという悲劇。此処へんの判断の正確さが勝負勘というものなんだろう。正直まだ自分にはない。だからレース経験を積まなきゃと、苛立ちを覚えながらなぜか冷静な思考をしている自分がいた。

 

最終周回ではようやくローテが回っていた。辛かったのでありがたかったものの、やはり時既に遅く、最後の登り前には先頭と35秒差。先頭集団つえぇ。ここでもう7位狙いに切り替える。だが、脚はなかなかの疲労感。あぁ、ヤバイなぁと思いつつもやれるところまでやるしかないと腹をくくる。

 

残り300mから集団後方にいた選手が飛び出していきペースも上がっていく。残り200m付近からもがきが始まり自分もいっぱいいっぱいになりながら何とか付いていくものの、残り100mで脚がガクッと重くなり万事休す。前に3名いた状態から5名ほどに躱されグッタリしながらフィニッシュ。結果15位。。。

 

 

できたこと

・冬の間のトレーニングにてベースレベルの向上により千切れることがなかった

・苦手だったインターバルも対応できた

・登りでは集団よりも早いスピードで登れていた

 

できなかったこと

・勝ち逃げに乗る判断をこなせなかった

・最終周回の登りスプリントで垂れてしまった

・トータルの実力がまだまだ足りなかった

 

反省

勝負事にタラレバはありませんが、選択肢のミスが2回ありました。1回目のステイと2回目の飛び出しです。ここで違った判断ができていればまた違った結果があったかもしれません。ですが振り返ると、判断した時点でもっと実力があり、絶対に追いつけると自分に自信があれば今回の選択はしなかったように思えます。根本は結局「実力不足」ここに落ち着くんですね。あぁ悔しい。

 

ただ、2組目の1位よりタイムは早かったこともそうなんですが、苦手だったインターバルへの対応だったり、登りの軽快さなど通用した部分もあり今後のモチベーションの救いになりました。次は来月の群馬が2戦目となりそうです。もしかしたらレース数をこなしたいがために他のレースに参加するかもしれません。いずれにせよ、やることは己の強化なので、継続してトレーニングを続けていきたいと思います。次回は反省点を踏まえトレーニングをどう変化させたらを書けたらいいなぁと思います。

 

 

あぁ、もっと頑張ろう。