Winning is habitual

Team SHIDO カレーなる積み重ねの記録

ツール・ド・おきなわ 2017 市民レース210km

ツール・ド・おきなわ 2017 市民レース210km
リザルト:38位

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今年もやってきました沖縄。アマチュア最高峰のレース。昨年は普久川のあとのアップダウンで曲がりきれず突っ込んできた選手に跳ね飛ばされDNF。実力出しきれずに終わったのでリベンジしたく2回目の挑戦をしました。


まず、当日の装備と補給。

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フレーム:Felt F1 Team Issue 2014
STI:6800
FD:9100
FC:9100(52-36)
RD:6800
カセット:6800(11-28)
ホイール:ZIPP 202 TU
タイヤ:Specialized Turbo 24c

ハンドル:PRO LT(400mm)

ステム:One By Esu スージステム(120mm)

シートポスト:3T STYLUS 25 TEAM 

サドル:LIV CONTACT SL FORWARD SADDLE
ペダル:Look Keo Blade2

 (総重量7.3kg)

 

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シューズ:DMT RS1
ウェア:Bioracer Road Onep

Mag On 7個
スポーツ羊羹 5個
CCD 1袋
2RUN 1袋
Shots 4袋
(SALOMONソフトフラスク150ml 2個)


前日にはUncompromising Relaxationさんで文字通り妥協なしのマッサージを受けて疲労をなるべく取ってから臨みました。本当にありがとうございました。


(以下レースレポート)

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(photo MAKOTO Ayano)
時間が遅れレース1時間半前まで朝食。炭水化物を中心に割としっかり食べた。本来なら遅すぎる時間だが、逃げるつもりはないのでコレで良し。特にアップもしないままでスタート。

 

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 (photo MAKOTO Ayano)

序盤は落車でなかなかポジションを上げられずにいた。結局2回も巻き込まれる。1回目は本部の大きい落車でギリギリで回避でき、一回歩道でCXして集団復帰。2回目は中央分離帯にあるポールに突っ込んで落車した奴が左に流れてきて巻き添えをくらう。起き上がるとチェーンが落ちていて集団は遥か彼方。単独。正直今年も落車で終わるのかと思ったが『何しに沖縄に来たんじゃい!』と火がつき個人TT開始。5分全力で踏み続けなんとか集団のケツをキャッチし生き延びる(後にここで脚を使ったのが本当に悔やまれることに)。

 

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(photo MAKOTO Ayano)


その後は脚を休める間もなく1回目の与那(普久川)の登りへ。最後尾からジャンプアップし集団20番手程まで上がる。目の前に中尾さん。ペースは穏やかでKOMの補給後で100人ぐらい残っている感じ。例年より人数が多くまだまだ怪しい雰囲気。案の定再北部のトンネル後に左端で落車。直前にも怪しい動きをしていたので、距離を取ってしっかり回避。この場面で落車を見るとはな。

 

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(photo MAKOTO Ayano)

 

2回目の普久川もペースは穏やかで先頭は田崎さんやバンさんなど。オレンジジャージは目立って見分けやすい。途中岩島さんが抜け出したりしたがペースは上がらず。そのままKOMで集団は60人程に。自分は40番手ぐらい。

 

 

その後下ってすぐに学校坂。正直コースやセレクションの掛かり所が分からずここで後手を踏む。結局高江の界王拳6倍を出して(出すだけ)先頭集団からドロップ。


この時点でトップ20以内の線はほとんど消える。しばらくして第2集団と合流。奈良さんやイナーメ小山さん、湾岸雑賀さん、VC福岡蓑原さんなどを含む10名強の小集団。明らかに奈良さん1人だけ強過ぎて足並み合わず。ローテも全然回らなくてみるみる先頭集団の背中が遠くなる。登りであげてみるも呼応してくれる人数は少ない。そのうち先頭集団の背中は見えなくなって完全にアウト。やがて奈良さんが1人で抜け出し集団はようやくローテが回り始めた。

 

 徐々に先頭集団から落ちてきた人を慶佐次や安部で拾いながら集団は20名以上まで増える。ローテを飛ばす人も出てくるが気にせず進む。羽地前にスルスルとイナーメ小山さんが抜けていった。ここには付いて行くべきだったが付けず。結局羽地で脚のあった6人と集団から抜け出しラストまで。羽地の応援は凄かった。

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 (photo MAKOTO Ayano)

 

ラストはスプリントだったが斜行でやめた。完走できた安堵も勿論あったが、ここの順位を争っても仕方ないという悔しい気持ちがあった。でも決してネガティヴなものではなく、この時には来年のことを考えていた。争いたい順位はもっと上位だ。

 

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(小さく写ってる)

 

 

〜総括〜

 

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50以内という最低限の目標は達成できたものの悔しさが残りました。まだまだ弱く先頭集団で最後まで行くのは100%不可能でしたが、もっとうまくやれた感覚もありました(勿論実力はまだ遠く及ばず)。特にセレクションの掛かり所を把握できていなかったのは痛かったです(正直少しでも上位を目指すならばこれは論外ですよね…)。これが分かっていればもっと違う準備ができたはずなので、情報を収集しなかった自分を叱ってます。ただ、同じ轍は踏まないようにします。次は必ずもっとうまくやります。

 

そして、今後のトレーニングの指標ができました。やるべきことが見えてくると将来に対して希望が見えますね。

 

自分は社会人。練習時間を集中して取れないので一気に強くなることは不可能。だからこそ今回憧れの世界の背中が見えたことは最大の収穫でした。もう、本当にめちゃくちゃ弱かった3年前から徐々に積み重ねてここまで来れたのは素直に嬉しいです。やってきたことが間違ってなかった感覚。また、1年積み重ねて来年もう一度挑戦します。

 

 

最後に応援・サポートしてくださった皆さん、練習に付き合ってくださったチームメンバーの皆さんに感謝します。また、来年もどうかよろしくお願いします。

 

(写真はcyclowiredさんより拝借しました)