Winning is habitual

Team SHIDO カレーなる積み重ねの記録

結局のところ愚直なまでに努力し続けるしかない

 

今回のツールドおきなわから得るものは多かったのですが、正直走る前まではなかなか気持ちを込めることができませんでした。というのも自分の立ち位置が分からなかったのです。初出場した昨年は普久川を超えた段階で落車に巻き込まれ走行不能に。順位が分からないままレースを終えたため自分がどのくらい通用するのという基準が分からないまま今年を迎えました。

 

 

もちろん昨年からの1年間は努力してきました。その過程は当ブログに包み隠さず記載してきたつもりです。ですが、直前の10月に仕事が繁忙期に入り乗り込めなかった点と優勝候補と挙げられる方が軒並み月3000km近くの走り込みを行なっていたため、自分に対して自信がなかったのが正直なところです。

 

自信の無さはモチベーションの低下に繋がりました。『自分はまだこのレベルのレースで通用するはずない』と。当初から1年間の最大の目標としてきたレース前に1年間の中で1番弱気になってしまったのです。

 

もともと自分より強い人が月3000km近くを走り努力を重ね続けているのにも関わらず、覚悟も決まらないまま中途半端に練習しただけでは力は到底及びませんでした。結果は38位。今の自分には精一杯の結果でした。

 

レースを終えたあとは非常に悔しくなりました。タラレバが頭の中を駆け巡り、自分の努力不足を恨みました。もっと努力していたら勝負出来たかもしれないと思えるようなこれまた中途半端な順位を取ったことも大きかったです。自分の立ち位置が分かったことにより、夢見てきた世界へ足りないものが一気に目の前に現れました。あぁ、なんて自分は弱いんだ。と思い知らされたわけです。

 

 

ようやく話を題に移します。結局のところ愚直なまでに最後まで努力をし続けられた人しか勝負出来ないのです。もちろんそれは走る前から頭では分かっていました。でも実際に体感したのとでは違います。先頭で闘い続けた方たちからは今まで積み重ねきた時間が見えました。そういう走りでした。自分もそうならない限り勝負は出来ないでしょう。

 

 

幸いにも今の世の中調べたいことはすぐにわかり、私がこうして記しているように先を走る方々の積み重ねを各ブログにて辿ることが出来ます。そんなことをしているうちに、今の自分に足りないもの(本当に色んなことが足りない)が見えてきました。そして、その課題に対してのアプローチ方法も分かってくる。便利な世の中です。あとは自分が努力し続けるのみ。自分に懸け続けるだけです。

 

 

早速今週から自分なりに練習スケジュールを組み立てて実行しています。これは某JPTレーサーの昨シーズンの冬の取り組みを参考にして組み立てました。暫くはこの練習を信じて続けてみます。

 

 

自分の素直な気持ちを記しました。迷った時にはこの記事を見て戒めとしたいです。