第30回 ツールドおきなわ市民210km
2018 ツールドおきなわ市民210km 65位
順位的にはかなりアレなのですが、一応先頭集団でレースをしてきたのでレースレポートにまとめさせていただきます。
準備
10月走行距離 882km
仕事の変化や実業団・シクロクロスレースと重なり距離を積めずインターバル練習が中心の超突貫工事を遂行。
機材
フレーム:Specialized S-WORKS Tarmac SL6
ホイール:ZIPP 202 TU
※FD クランク ブレーキのみDura Ace 9100
ハンドル:Fizik Cyrano R1 400mm
ステム:OnebyESU スージーステム 110mm
サドル:Specialized Power Expert 155mm
タイヤ:Specialized S-WORKS TURBO ALLROUND 2 TUBULAR TIRE 28X24mm
補給
Mag On アップル ×4
※フラスコに移して使用
スポーツ羊羹 ×3
ドリンクCCD ×2
レース
シードで前方からスタートしたものの、なんだかガツガツ前に上がっていく人を横目に中盤まで降りてしまい、そうしていると前方で落車。早速足留めをくらい気付けば最後尾に。普久川で上がれば良いので問題はないものの、シードを使いこなせないのはダメだなと反省。中盤付近で海岸線を走り普久川まで。
1回目の普久川は例年通りスローペース。落ちてくる選手にハスらないよう、注意しながら前方へ。かなり余裕を持って20番台まで上がることができ、KOMをクリア。北部のアップダウン時にはスポーツ羊羹で補給を入れる。レースが本格化してからはジェルに切り替えるのは昨年通り。
2回目の普久川も入りはスローペースだったものの例年よりクライマーの参加率が高いため、ペースアップを考慮し10番台まで上がる。すると森本選手が引き始めて一気にペースが上がる。様子見程度だったのでまだ余裕を持って対処できたものの、下りに入るまでには集団は50人に満たないほどに減っていた。
photo Makoto.AYANO
普久川からの下りではこのレースでも話題となったS-WORKS Vengeに乗る選手が明らかに速いものの、S-WORKS Tarmac SL6に乗り換えた今年は下りの安定性を感じスピードに対する怖さは感じない。ポジションを落とさずに下ることができた。
下り後はすぐに勝負所の学校坂。ここの5分を先頭集団でクリアできるかどうかで命運が別れる。登坂開始直後から森本選手がここでもペースを上げ、失速する選手がどんどん増えていくがまだ耐えていける強度。サドル前方に座り体重をペダルに落とし込むことを意識し、終盤はダンシングで速度を維持しながら、4:57 328wでクリア。
この時点で集団は30人程までに人数を減らしていて、いよいよサバイバルなレースがスタートする、という時に井上選手、高岡選手、森本選手、根本選手など有力選手が絡む落車が発生。幸い絡むことなく走れたものの、機材の当たる音が激しく一瞬集団も見合ったが、紺野選手や小畑選手の牽引で再活性化。レースが進んでいく。
photo Makoto.AYANO
徐々に余力がなくなっていくなか、アップダウンをこなしレースが進んでいくが、紺野選手、白石選手、荒瀧選手、小畑選手、寺崎選手あたりが非常に余力がありそうで、頻繁にペースが上がる。なんとか食らいついていたものの、カヌチャ前の残り20km地点で突如脚がつり万事休す。乗り込み不足のツケが回り、ここで集団からドロップ。共に練習をした持留選手にあとを託し集団から落ちていった。
悔しさがあったものの、万全の準備をして今回のレースに臨めていたわけではなく、競合選手が月3000kmも乗り込む準備をしていたので、ドロップしたことにも納得感があり、諦めがついた。
そのあとは空っぽになった身体を前に進めながらゴールまでサイクリング。あまりにもペースが遅く、ラスト5kmで40人程に抜かされたものの、来年への意志を強く固めながらフィニッシュ。
来年に向けて
今回は準備不足甚だしいなかの参戦で苦しい思いをしたものの、準備をしっかり行えれば上位を狙っていける可能性を感じられました。しかし、競合選手のフィジカルは凄まじく、今までの練習では敵わないことも悟りました。ベースの再構築が必要なので、この1年を通して準備を行っていければと思います。
駄文ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。